海外環境2020前半環境レポート2(5月後半~6月制限改定)
挨拶
皆さんどうもです。Kodaiといいます。前回同様に趣味の範囲でダラダラ書きます。暇なときに読んでください。
前回読んでくれて感想をくれた方々ありがとうございます!フォローよりふぁぼを…
制限改定出ましたね!!!
今回は前回の長すぎた環境まとめみたいにならないように細かく分けた続きとなります。
海外環境の特徴や1月からの変遷は詳しくはこちらを見てください。
では早速5月後半から行きましょう!!
4月制限
5月後半(23日以降)
前回の少しおさらいですがオンライン環境での海外環境ではシンクロエルドリッチの登場、アダマシア環境ということを覚えていらっしゃいますでしょうか?
おさらいですがこの環境のトップ要素は
1.汎用誘発の復権に負けない構築
2.誘発スロットの多さ
3.前と後ろの妨害によるメタの分散
4.強力なリンクを使用できる
5.新ルールに対応できる
上記を満たしたのがシンクロエルドリッチ、また1を極端にしたのがアダマシアとなっていました。
恐竜や召喚系、転生が後を追ってましたがこのLCSの優勝は閃刀でした!!
5月後半から環境終盤(6月9日まで)の環境デッキ
閃刀姫
なぜここにきてエンゲージを禁止された姫が勝てたのでしょうか?答えとしては上の要素で見落としていた魔鍾洞やセンサーなどの永続系の強さですね!さらに大量のスロットが柔軟な対応をしていたと思います。シャークキャノンの妨害が環境に刺さっていたのもありますね。
自分が見た試合などでは魔鍾洞がやはりアダマシア対面で強く、大量の誘発でシンクロエルドリッチに展開させなかったのが大きかったように見えます。
サイドはライストのための宣告、エルドリッチ相手の罠ふみ札、先攻のセンサーとなっています。ここら辺共通ですね~
この後からしばしば姫が入賞します。
アダマシア
アダマシアです。
シンクロエルドリッチの4枚ドローサベージ司書は冥王結界波でターンを渡すとまたまくられる可能性もあったのでメインでは誘発が復活しました!
また誘発が増えた関係で墓穴も復活しています。
パラレルエクシード、マドルチェ、予想GUYを始めとしたレベル4の特殊召喚ギミックで御影志士でブロックドラゴンへアクセスして展開を補強するタイプが一般的となり4月制限最後まで環境をエルドリッチと二分しました。
結論としては大量の誘発と事故率の低いシンクロエルドリッチに終盤は押されていた印象です。しかし展開の盤面や展開力に関しては環境最強で相手に常に回答を押し付けていたために環境をリードしていました。
サイドは汎用の捲り札に加えてバスターブレイダーの装備が見えますね!
海外ではブロックを装備する動きをあまりせず志士でサーチするために、キャリアーでの装備が余ったりします。そこでサベージに装備するこいつの出番ですね!
冥王結界や拮抗が減少した関係で前半はやっていた紅蓮の指名者が消えています。
転生
姫の項目で触れましたが永続系は展開エンジンを積んだ環境のシンクロエルドリッチ、アダマシア対面では大きな効力を発揮しました。姫と同じで汎用スロットが大きいですね!姫との違いとしてはやはり罠とランク4による前と後ろの妨害が強かった印象です。おそらく来期も生き残るでしょうネ。
サイドは永続系と誘発となっています。
シンクロエルドリッチ
展開パターンですが上は
T=トークン
リンクリボー絡めハリ001
クロス、T1をリンクリボー→バリケードブロッカー(海外新規)
ブロッカーと001でラドン
ラドンTリリースオライオン
Tとオライオンで司書
リンクロスTと001でフォーミュラ、フォーミュラとTでアクセル、トークンとアクセルでサベージ(4ドロー)
真ん中は
ハリ001ラドン001ss
ラドンとトークンリリースオライオン
トークンオライオンでガーデンローズメイデン
メイデンと001でコーラル
トークンとコーラルでアーケティス
(2ドロー)
メイデンでコーラル蘇生
トークンとコーラルでレベル9シンクロ
2体でVFD
下は上の応用で返しにもハリ展開ができるようになってたりソウルズとの兼ね合いも対応したサベージとフォーミュラを利用した柔軟な構築です。
大量のドロー、展開による前での制圧とエルドリッチ本来の後ろでの妨害、豊富な誘発スロットと環境の条件をすべて満たしています。
ドローを大量に行う関係で誘発の採用が増えてアダマシアと対面しても誘発で戦えるようになりました。またこの環境での入賞数が最も多いのはエルドリッチとなりましたね。
4月から純→召喚ソウルズ魔法使いドロー→シンクロと形を変えてきましたこのデッキも次の変化が少し楽しみです!
しかし展開要素を入れたために他のコントロールが永続系を入れてきて刺さってしまったりと弱点を突かれることもあります。
サイドではコズミックによる増えた永続系やミラー対面の対応、展開に根こそぎ刺さるコレクター、効果無効系と人によって異なるものが多いです。これもこのデッキの強みですね!前と後ろの妨害はメタをずらせるので姫の宣告みたいに入れなきゃいけないカードがそんなにありません。
環境総評
トップ32でのオーストラリア全国大会(おそらく環境最後の大型大会)での分布です。
エルドリッチはシンクロタイプ、魔法使いタイプ合わせてですがそれでもアダマシアの倍の数がトップに上がりました。
この大会では1位機界召喚、2位魔弾、トップ4シンクロエルドリッチとアダマシアという結果でした。
総じてこの4月環境は海外環境でも珍しい変化の多い環境となりましたね!
理由として
1.コロナの影響によるオンライン対戦大会による資金無用の最強デッキを誰でも組めたこと(アダマシアやエルドリッチは紙で組むと数万する)
2.オンライン対戦によるリプレイや配信の発達による情報共有の速さ(環境デッキの情報が伝わりやすい。例シンクロエルドリッチ)
が挙げられますね~
最終的には、
4月前半前期に対抗できるエルドリッチが注目される。
4月中盤アダマシアの登場
4月後半召喚エルドリッチの登場
5月前半エタニティコード発売による展開強化
5月中盤シンクロエルドリッチの登場
6月までシンクロエルドリッチの登場による環境終盤の逆転
という流れでした。
果たして彼らは次の環境でどうなるのか???
そもそも改訂は来るのか?
ブリキは?クロスは?ハリは?
6月制限改訂
上記が全て制限から無制限に!!!
以上!!!!
この改定の理由
フェイカー無制限のわけ
•ルール的(ETEDなし)、環境的(展開だらけ)に不遇
•国民性としてやつらは罠デッキが嫌い
•Gがないなら展開系使う民が多い
•スプーフィングとメリュ無制限なのに誰も使ってなかった
•強金再録を売るため(1番の理由)
•2強に対抗した環境分散の目的
と予想しております。
そもそも海外のオンライン大会というのはDBというソフトを使ったぶっちゃけアウトなものです。
DBについてはこちらへ
実は海外のコンマイスタッフも使っているんですけど(ry
オンライン大会は彼らは認識していますがなかったことになっています。
海外のオンライン大会は店までスポンサーについていますが内緒なのですネ!
前回の記事でも少し触れましたがコンマイは売ることが最優先です!そのため再録前の解除や改定は平気でします。
いい例でいうと海外の2017年の十二環境で魔術師が発売されるときにドクロバットが無制限に解除(2017年6月)されてますね!ついでに8月に再録された十二は1ヶ月後の2017年9月に禁止となっています。
このフェイカーが復帰したときの海外民の反応を拾いますね。
Is this FAKE?????? (こいつは冗談か?)
Hey Konami good job. Next time try making an actual list. (次回は真面目なリストを作れよ)
Konami didn't see or care about anything u did in those online tournaments that weren't sanctioned by Konami. (Konamiは認可していない大会は気にしない)
by Facebook TCG yugioh page のコメント欄より抜粋
あまり肯定的なものは見えませんでしたね。基本的に彼らはオンライン大会は見なかったことにするようです。
(じゃあなんで前回ハリファイバー関連を規制したのさ!!!)(# ゚Д゚)
つまりこの環境にオルターガイストの強化ということで次回の環境が生まれます。
終わり
果たして変化があるのか気になりますね!
このブログを読んでくださりありがとうございます!!!
質問や考察の感想、改善点は
までどうぞ!
次回の更新は9月の次の制限改定シーズンか8月前後にこのブログの需要があれば行います。なのでフォローより皆さんからのいいね待ってまーす!
画像提供元はR4D, Carloncho store, Italian ygo, Australian ygo, LCS 様です。この場を借りて感謝の言葉を!